2015年01月15日

緑の中でのダンス



オーストラリアまでウェディング撮影に行ってきました。

あちらでは結婚式の時、みんなでダンスをするのが当たり前になってるようで、パーティーが始まるまでの間、公園でダンスの練習。

太陽の光がスポットライトのように2人にあたっていました。

  

Posted by kawata at 10:12Comments(0)写真撮影

2015年01月13日

雨上がり




夕方に雨が降ってそのあと、虹が見れるかも!

ってアトリエを飛び出した。

当たった!

うっすらと大きな虹の欠片が見れた。
でもカメラを取りに部屋に入って再び外に出たら虹の姿は消えた後だった。

残念だな・・と思って道を少し歩いたんだけど、虹が見れなくっても雨上がりの街は美しかった。  

Posted by kawata at 17:34Comments(0)写真撮影

2014年09月07日

町家とヴィンテージドレス






ぼくたちのまわりには無限の情熱を持って仕事をしている方がたくさんいます。

京都の衣装屋さん「はなを」さんもそのひとつ。いつも熱意たっぷりに満足度の高い仕事をされていて、ぼくたちもその情熱にいつも刺激を受けています。

この日は「はなを」さんの新しい試み。ヴィンテージドレスの写真撮影がありました。

撮影した場所は京都に古くからある町家。

木造の建物にひっそりした庭があります。

どこからどうみても昔ながらの京都。そこにヨーロッパからやってきたウェディングドレスを合わせます。

その瞬間までどうなることか想像もできなかったけれど、町家の中にヴィンテージドレスは驚くほど似合っていました。

京都の町家とヨーロッパ生まれのドレス。

由緒もなりたちも違うけれど、良い物が一緒になると魅力が無限に広がるんだな、と感じました。


はなをさんのホームページはこちらからご覧いただけます

  

Posted by kawata at 00:24Comments(0)写真撮影

2014年01月25日

写真を見返して見えるもの




1月は結婚式の撮影が極端に少なく、空いた時間を使ってこれまで撮影した何年分かの写真をゆっくりと見返しています。

どの写真を見ても撮った時の光景や気分が蘇ってきて、まるで子供の頃のアルバムを見ているような気持ちになります。

沢山の写真を見ている理由は1冊の作品集を作ろうと思い立ったから。

「ケープ・ライトはこんな写真撮ってますねん!」
って言葉で説明しなくても伝えられるツールが欲しいと思ったからでした。

お客さまへアルバムには入らないような写真、でも何かジンワリ「良いな」と思える写真を100枚ほど選んでみました。
(結婚式の日一日で1000枚を越える写真を撮るのにアルバムに入る写真は多くて130枚。残された870枚の中にも捨てがたい写真はたくさんあるのです)

選んだ写真を見ていると、その時にかかっていた音楽や、写真には写っていなくてもお客様の顔を思い出すことができます。きっと写真集が出来上がっても、その中には写っていないものがたくさん見えてくる気がする。

出来上がりを想像するとワクワクが止まりません。

はやく完成しないかな・・


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Posted by kawata at 16:24Comments(0)写真撮影

2013年03月26日

ミュージカル撮影













結婚式の撮影を仕事の中心にしているぼくですが、生まれてはじめて写真を撮ってお金を貰った、つまり初めてプロカメラマンとしての仕事はミュージカルの舞台撮影でした。

それは13年前のこと。

もう何日も前から緊張して、当日はご飯を食べられなかったのを覚えています。


この週末1年ぶりの舞台撮影で東京へ行って来ました。
撮影させていただいたのは13年前記念すべき初仕事と同じ、ショーカンパニーの「天使の休日」というミュージカル。

何度も再演を重ね、公演のたびに撮影をさせていただいてきました。


何度撮影をしても本番前の緊張感は格別です。

シンと静まり返った客席、慌ただしい楽屋、会場前に行列を作り、扉が開くのを今か今かと待つ観客。

その場にいると、これから目の前で特別なことが起こるんだと実感させられます。

芝居の幕が上がり、キャスト全員の歌声が劇場に響く瞬間は鳥肌が立ちます。
これだけのパワーを人間が持っているんだななんて思うと、それだけで感激します。
キャスト全員の、この芝居を観客の心へ届けようという気持ち、歌声やダンスを通じてそれが伝わります。

ぼくもカメラを通してその気持を残そうと必死でシャッターを切ります。


2時間半、必死でシャッターを切る。それだけのことでマラソンを走ったかのようにクタクタに。

そしてそれが4公演。もうほんと体には疲労がどっかりとたまります。
でも気持ちは撮影前より元気に。キャストのエネルギーを貰ってこの春からどんな面白いことをしてゆこう・・なんていろいろと考えてしまいました。


結婚式も同じですが、ミュージカルの公演も二度と再現できないもの。そう改めて思うと、あの歌、あの踊りのひとつひとつが
かけがえのないものに思います。
それを写真に撮らせてもらえるなんて、やはりこの仕事は最高です!


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Posted by kawata at 21:28Comments(2)写真撮影

2012年12月22日

阪急百貨店 祝祭広場ウェディング



結婚式はどこだってできます。

これまで立ち会わせていただいた場所は、教会、神社、お寺・・

それ以外でも
別荘や自宅、浜辺などさまざまな場所でスタイルを変えて祝福の輪が生まれるのを見てきました。

この日撮影させていただいたのはそんな僕にとっても初めての体験。

それは百貨店でのウェディング。


新しくなった梅田の阪急百貨店にある祝祭広場で模擬挙式があったのです。


平日のお昼間。

そんな時間でもこの場所はお買い物に来た多くのお客様がいらっしゃいます。


沢山の人に見守られての結婚式。

どんなものになるのだろうと考えるだけでドキドキしてしまいます。



時計の針が少しずつ進み、挙式の時間が近づくにつれ、広場の客席には人が集まりだしました。

模擬式がきょう行われるのを知っている方も、みんなが集まっているので
「なにか面白いことが始まるな!」と感じて立ち止まっていらっしゃる方も。


カメラを持って今か今かとスタンバイしている僕たちにたくさんの方が声を掛けてくださいます。


「今から何が始まるのですか?」

「1時から模擬結婚式があるのですよ!」

「えー!こんなところで結婚式!?」

聞いてくださった方は一様に驚きと喜びが入り混じった反応。そんな反応を見ていると
ぼくたちまで得意げな気分になってきます。

客席はみるみる埋まって行き、通路も広場周辺も上の階まで人がぎっしり。


そんな中、鐘の音とともに外国人シンガーの歌声でセレモニーはスタート。
花嫁の登場とともに会場の熱気は一気に上がります。

「きれいやね!」

「娘が結婚してなかったらな~」

客拍手とともに席から聞こえるさまざまな声。

この日の挙式は祝福をテーマにした人前式で、挙式の中で生い立ちの映像を流したり
ゲストからのメッセージを流したりと、誰もが見入ってしまう演出が多くありました。

クライマックスは20名にも及ぶシンガーとダンサーのパフォーマンス。
一斉のフラワーシャワーで花婿と花嫁を祝福しました。

考えてみれば、これだけ多くの人に見守られる挙式ってほかでは考えられないだろうと
思います。(おそらく千人以上はいたんじゃないだろうか)

しかもここは百貨店。

客席の上のフロアにはおもちゃ(といっても、ほぼ原寸大の)キリンが首を振って見ているし
エスカレーターで食堂街に行く家族連れも見ているし、遊園地に近いようなワクワクした空気が
流れている場所。


ワクワクして開放的な場所での結婚式、これから人気になるんだろうな。

ちなみに実際の結婚式もこの阪急百貨店の祝祭広場で挙げることはもちろん可能です。
ただ、土日はほかのイベントもあるので日程は限られてしますようです。

でも1年待ったとしても、ここで結婚式を挙げる価値はあると思います。

どんどん広まってくれると良いな。
関西発祥のウェディングスタイルとして、日本中、世界中に広まるっていうことも
あるかも知れない。

そんな夢が膨らむ時間でした。


祝祭広場ウェディング。間違いなくオススメです。
興味を持たれた方は阪急ブライダルサロンまで問い合わせてみてください。





阪急ブライダルサロンのホームページはこちらからご覧いただけます

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Posted by kawata at 20:24Comments(0)写真撮影

2012年09月28日

コバヤシ家の家族写真











結婚式のカメラマンとしてぼくは仕事をしているのだけど、結婚式の撮影をきっかけにその家族の専属カメラマンに
なることがよくあります。

子供が生まれたとき、結婚記念日、七五三、海外旅行に行くときはパスポート用の証明写真を撮ったりっもします。

この日撮影させていただいたコバヤシ家もそんな家族で、気が付けば毎月写真を撮っているのではないか!?
と思えるくらい仲良くさせていただいていて、今回は入籍から2周年の記念日でした。

自宅でのんびりコーヒーをごちそうになってしばらく近況報告。話題はもっぱら長男オウジロウくんの腕白ぶりです。

「さ、そろそろ」という感じで近所の公園へ。
やはりこの日も主役はオウジロウくんで、ぼくたちおとな3人は結構広い公園内を走り回り、
彼を全力で追いかけながら汗を流しました。

大笑いしながらも大人はヘトヘトで息が上がります。オウジロウくんは3人がかりで遊んで貰って大喜びで
まるで運動会のような楽しい撮影になりました。


次会うときはもっと走るのが速くなっているんだろうな。負けないようにぼくもジョギングしなければ。。

いまから次回の撮影が楽しみです。


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Posted by kawata at 19:01Comments(5)写真撮影

2012年08月01日

一日写真スタジオありがとうございました!









先週の土曜日、甲東園の写真店FRAME*さんで「一日写真スタジオ」を開催しました。

初めてお会いする方、以前に結婚式や家族写真の撮影を頼んでくださった方・・
家族連れやカップルなど、さまざまな方がお店に足を運んで下さり、朝から閉店までずっと賑やかな一日でした。
中には家族で浴衣を着たり、お揃いのロンドンTシャツを着たグループもあって、思いおもいの姿でカメラの前に立ってくださいました。

写真を撮りながらお客様とともに笑い、一日が過ぎていって・・

写真を撮りながら多くの方の笑顔と接するこの仕事、ほんま最高です!

「一日写真スタジオ」は第二回を年内に開催予定。
この機会を作ってくださったFRAME*さん、ありがとうござしました。
また皆様にお会いできる日を楽しみにしています!!


河田洋祐

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Posted by kawata at 20:38Comments(2)写真撮影

2012年07月05日

梅雨空吹き飛ばすオオタ家の家族撮影












撮影日当日、予定の2時間前にオオタさんから電話がありました。

「今堺からそちらに向かっている途中なんですが雨が降ってきて・・そちらは雨まだ大丈夫ですか?」

ぼくは慌てて外へ飛び出し空を見上げました。

「ちょっと薄暗いけどまだ降っていないです!」

「延期にしますか?」

「いや何とか今日に懸けてみましょう。」


ぼくたちはいつ雨が降り出してもおかしくない中、予定を1時間早めて撮影を決行することにしました。
屋外での撮影は途中雨が降ってきたらどうずることも出来ないので、イチかバチかの選択です。



撮影場所の北山植物園に着くと雨がちらほら降り出し、もう駄目かな・・と内心大慌てしているところにオオタ夫妻が到着。

「はじめまして!」

「何とかお天気、もってほしいですね」

と最初の挨拶をかわしました。


植物園の中を歩いている間に、これまでの雨はピタリと降り止みました。

すごいタイミング。空の色はこんなにも暗いのに・・

「よし、今撮ろう!」

その瞬間、みんなの心がひとつに。


オオタ家3人は用意していたアロハに着替え、ぼくは少し湿った芝生にラグを敷きます。

そして3人が座って1歳になったばかりのハナナちゃんを笑わせて。
ハナナちゃんの笑顔はとても可愛らしくパパママ、そしてぼくも思わず大笑い。

その顔をみてハナナちゃんも大喜び。さらに笑顔になって行きます。

ぼくたちの大騒ぎが空に届いたのか、撮影の間に雨は降り出すこともなく、オオタ家の
家族写真をしっかり残すことが出来ました。


梅雨の雨さえストップさせたオオタ家のパワーはすごい!
3人のおかげで最高の写真を残すことができました。


河田洋祐

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Posted by kawata at 18:15Comments(6)写真撮影

2012年07月03日

二年越しの夢が叶うオオツカ家の家族撮影







オオツカ夫妻は2年前に結婚式の撮影をさせていただいたお客様。

一年に一度記念写真を撮り、50年で1冊のアルバムを完成させるという50年アルバムの作成も依頼してくださいました。

昨年会った時は誕生したばかりだったリクくん(アトリエで夫婦でおむつを替えていてその写真を撮ったりもしました)は
1歳になり、ズンズン自分ひとりで歩けるようになっていて、その成長ぶりに驚かされました。
衣装もこの日はベストにネクタイ柄のTシャツとフォーマルに決めてくれました。

ふたりの服装も結婚式の時に来たオーダーメイドのスーツとドレス。思い入れたっぷりの衣装です。

リクくんのママ、メグミさんは「結婚式の時より痩せたんですよ~」とニコニコ。

リクくんのパパ、サトルさんは「ズボンの太ももがパッツンパッツンで座られへん」と少しぼやき気味。

見た目には分からないけれど、2年経つと色々なところが変わってくるのですね。

だけど今までと全く違うところがひとつ。
それはお天気です。

結婚式は梅雨のまっただ中。
「これでもか!」と言うくらい朝から土砂降りの雨でした。
そして昨年の記念撮影も雨。傘を差しながら撮った記憶があります。

だけど今年・・晴れ!とまでは行かないまでも時折薄日が差す撮影には絶好のコンディション。

憧れだった芝生の上で思う存分撮影し、2年越しの夢が叶いました。

どうか来年の撮影も晴れますように。
リクくんの成長ぶりとサトルさんの太ももの成長ぶり、両方が楽しみです!


河田洋祐

ケープ・ライトは結婚式や家族の記念写真を撮影しているアトリエです。
ホームページにたくさんのシアワセ笑顔の写真を掲載していますのでぜひご覧ください。

ホームページはこちらから  

Posted by kawata at 15:51Comments(2)写真撮影

2012年07月01日

記念撮影は誕生会のように







例えば自分や家族の誕生日のように
例えばクリスマスや桜が咲く時期、恒例の夏の家族旅行のように

この日を迎えたら「あれから一年が経つのか」としみじみ感じる日があります。

オカダ夫妻の記念撮影も、カレンダーを買ったときから丸印をするくらい1年の中でも大切な1日のひとつです。

オカダ夫妻は4年前に結婚式の撮影をさせていただいて以来、毎年記念写真を撮影させていただいています。
宝塚のドッグラン、自宅、芦屋浜公園・・
1年ごとに撮影場所を変えて、2人と3匹ワンちゃんの家族は毎年変わらずに。

今年は服部緑地での再会でした。

もちろん会うのは撮影という理由なので写真は撮りますが、それよりもおふたりと話をする時間が長くなります。

カオルコさんの新しい上司の話、ヒサシさんが紫色の靴を買った顛末、ぼくのアトリエにミカエルがやってきたこと

話をしてみると、ふたりが以前と全然変わったいないことに安心します。
もう8歳になるという、シュリ、アッシュ、クルムの3匹も4年前と変わらず元気いっぱいに走り回ってるし。
(もう毎年見ていると、シュリが一番やんちゃで目立つので写真を撮る枚数も多くなってしまいがち。だから、アッシュ、クルムを多めに撮るように・・なんてちょっとしたことも気を付けるようになりました)

緑地公園の駐車場から一番離れた広場は、オカダ夫妻が休みの日にのんびり過ごすというお気に入りのスペース。
ここでぼくたちはゆっくり初夏の空気を楽しみました。

きょうは晴天。みどりはどこまでも鮮やかで3匹の犬たちは疲れを知らずぐるぐるぼくたちの周りを走り回ります。オカダ夫妻とぼくのニンゲンチーム3人はとりとめのない話をし、思い出したように写真を撮り、少しだけ歩きます。

そんな穏やかな時間を過ごしました。

今年の記念日も夢のような1日、そして帰り際はあまりにも寂しいもの。
誕生日会終わって、ひとり、またひとりと帰ってしまう時のような気分になります。

でも大丈夫。2013年にも会える日が間違いなく来るのだから。
また来年訪れるオカダ夫妻と過ごす日が今から待ち遠しく思います。


河田洋祐

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Posted by kawata at 20:29Comments(0)写真撮影

2012年06月03日

さとう家の記念撮影













さとう家の家族写真を撮影させていただきました。
長女すみれちゃんが誕生したのを記念しての記念撮影。

2人は生後間もないすみれちゃんをこれ以上ないくらい優しく抱き、一緒に大阪城公園まで行きました。

みほさんが弾くウクレレに合わせて歌う「切手のない贈りもの」

歌詞の中には

「わたしから すみれちゃんへ この歌を とどけよう こころ優しく育ってほしい」

とか

「わたしから かわたさんへ この歌を とどけよう これからよろしくお願いします 名刺代わりにこの歌を」

なんて言葉がちりばめてあって ストレートに心に届きました。
シャッターを切りながらぼくは涙が溢れるくらい心を動かされました。

みほさんとは打合せを含め2度目、旦那さんとは初めてお会いしましたが、古くからの友人のように何も
気負うことがなく、リラックスした撮影タイムになりました。

後日くださったメールには

「写真は心で撮るということは本当なんだ!と初めて感じました」というメッセージが。

それが嬉しかった。

さとうさんには一言も言ったことはなかったけれど
「写真は心で撮る」とはまさにぼくたちが日々実践していること。

そしてみほさんたちの歌も心で歌っていて、それがぼくにも伝わって。

ココロ通じていましたね。

さとう家とはこれから長いお付き合いになりそう。

ぼくがヨボヨボのおじいちゃんになるまで、どうぞ末永くよろしくおねがいします!!


河田洋祐  

Posted by kawata at 12:08Comments(2)写真撮影

2012年06月01日

結婚4周年の記念写真







万博公園で家族写真の撮影がありました。

きょう撮影に呼んでくださったのは4年前に結婚式を撮影させていただいたヨシノ夫妻。
毎年色々な場所で記念写真を撮っていて、今年は万博公園を撮影地に選びました。

1年ぶりにお会いするおふたりにはコウタ君というお子様が誕生し3人家族になっていました。

昨年の記念撮影ではマリコさんのお腹の中にいたのに、今年はカメラに興味津々で近づいて来てくれます。
それがとっても嬉しくって写真を撮りながら一緒に遊んでみたり抱っこをさせてもらったりしました。

毎年家族写真を撮影させてもらっていると、写真を撮るだけではなく、この1年をどう過ごしてきたかというお互いの話を聞いたりこれからどんな家族でありたいかどんな仕事をして行きたいかなんて話をとめどなくしたりして、まるで古くからの友人と会っているような気持ちになります。

それが楽しくて楽しくて!!

ぼくがこの仕事をしていて良かった!と思う大好きな撮影のひとつです。

ヨシノ夫妻に次に会うのは1年後。コウタくんの成長ぶりが楽しみです♪


河田洋祐

吉野夫妻の結婚式のスライドショーはこちらから

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Posted by kawata at 19:00Comments(3)写真撮影

2012年04月14日

母校での記念撮影





今年秋に結婚式を控えたお客様のロケーション撮影がありました。

おふたりは中学校の同級生。と言うことで撮影場所は母校に決定。

スーツと振袖姿で思い出の詰まった校門をくぐります。

教室に一歩入ると二人の頭の中はすっかり十数年前へタイムスリップ。

「わたしこの窓際に座ってた」

「あ、同じ苗字の子がいる!」

「こいつの机、むっちゃちらかってるな~」

なんて盛り上がり、中学時代には想像出来なかったカタチで母校での最高の写真が撮れました。

秋の結婚式を今から楽しみにしています!!


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Posted by kawata at 23:02Comments(0)写真撮影

2012年02月28日

ぼくの仕事について



はじめまして。ウェディングのフォトグラファーをしております河田です。
フォトグラファーなんて書くと、えらく格好付けた感じに聞こえるので、肩の力を抜いて、これからは「カメラマン」と名乗って行った方が良いな~と今考えています。

何はともあれ、これからブログを通じてたくさんの出会いがあれば良いな!と思っています。よろしくお願いします。

ぼくがカメラマンという仕事をするようになって、様々な心動かされる瞬間に立ち会ってきました。

昨年出会った忘れられない撮影について、記事を書いてみます。



2011年11月11日は、カイヘイくんとカンナさんが婚姻届けを提出する日でした。

入籍日の朝、待ち合わせに現れたのはカイヘイ君ただ1人。

「河田さん、じつはまだプロポーズしていないので入籍前にプロポーズして花束渡したいんですよ。」

そんな話があって、僕たちは雨朝、早くから店を開けている花屋を探しました。ようやく見つけた花屋で年齢の数分のバラで花束を作って貰い(この日はカンナさんのバースデーでもありました)
その後、プロポーズする場所を探しました。

「雨が降っているので屋内じゃないとだめかな?」

「でも市役所の中って言うのも人が多いし照れますよ・・」

なんて迷いつつ車を走らせ、ようやく市役所駐車場にある公園のバス停に決定。

これで一通りサプライズプロポーズの準備は整ったのですが、カンナさんとの約束の時間は1時間以上もオーバー。
さすがに大切な日に1時間も遅刻されたら誰だって怒りますよね。

車に乗り込むカンナさんにカイヘイ君は
「ごめんごめん、河田さんが寝坊しちゃって・・」
なんと遅刻したのは僕が寝坊したという理由になっちゃって後の座席からキツイ視線を感じつつ、プロポーズ予定の公園へ到着しました。

打合せ通り、ぼくが隠し持っていた紙袋からカイヘイ君が花束を出してカンナさんに向き合います。
何が始まるのか察したカンナさんのハッとした表情。頬を伝う涙。
普段饒舌なカイヘイ君はゆっくりと言葉を選んでカンナさんにプロポーズをします。
決して視線を離さないふたり。
時間は止まったようで車や雨の音もまったく聞こえてきません。カイヘイ君とカンナさん、そしてカメラマンのぼくの3人だけがこの世界にいるような感覚。

「カイヘイ君頑張れ!シッカリ決めろ!!」
そう心の中で叫びながらぼくのカメラを持つ手は震える。涙がたまる。

プロポーズにカンナさんが応える。カイヘイ君が準備していた婚約指輪をカンナさんの指に差し入れる。
ぼくは夢中でシャッターを切る。

こんな大事な瞬間に立ち会えるなんてカメラマンで良かった。心の底からそう思えた瞬間でした。

ふたりは少し照れた、でもキラキラした表情で市役所へ入籍へ向かいます。
手続きを待つ間、何度も声を掛けてくれました。

「河田さん、ありがとうございます。河田さんにいてもらって良かった。」

その言葉は今でも胸に刻まれています。カメラマンにしかできないことが見えました。この撮影で鮮明に。

2人にとって一生記憶に残るであろうプロポーズ
写真に撮らなければあの瞬間は思い出の中にしか残らなかっただろうし、出来上がった写真は大切に2人のそばに仕舞われて、何度も見返すことになるでしょう。

60歳になっても、80歳になっても

「あの時のプロポーズ嬉しかったわ」

「いやあ緊張した。遅刻してしまってカンナの顔怖かったから~」

なんて話しながら・・


カイヘイ君、カンナさんありがとう。



家族の歴史の始まりを撮影出来る仕事、最高です。生きてて良かった。カメラマンになって良かった。
そう再認識できた撮影でした。


河田洋祐

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Posted by kawata at 13:52Comments(2)写真撮影