2012年10月26日

グッゲンハイム邸手作りウェディング























神戸塩屋の異人館、グッゲンハイム邸で結婚式の撮影がありました。


グッゲンハイム邸は結婚式場ではなく、普段はイベントやライブのスペースとして一般に貸し出されている建物で、ケープ・ライトスタッフのカナイが写真ワークショップを定期的に開催している縁で今回の撮影が実現しました。


結婚式場ではないし、プランナーさんもいない。
すべて新郎新婦、まことさんジュンコさんが手配した手作りウェディングになりました。


まず衣装。

ジュンコさんが見に纏うウェディングドレスは袖付きのクラシカルなもので東京まで出向いてイメージ通りのものを探し当てたそうです。お母様も格好美智子妃殿下みたいでしょ !とお気に入り。

お花も三宮のフラワーショップで手配し、この日朝にジュンコさんが家族とともに取りに行きました。


食事も自分たちで準備。

二部制パーティーの第一部。親族との会食ではお弁当を頼みました。
丸いテーブルの上にポコんと載せられたお弁当の紫色の膨らみが可愛く、お弁当を開けるゲストの顔も輝いていました。

友人も加わった第二部ではバイキングを準備。でも途中で料理が少なくなり急遽宅配ピザを頼むというハプニングも笑い話です。


ビールサーバーがあって生ビールがセルフサービスだったり、みんながお揃いのスリッパを履いていたりするのも微笑ましく、何より黒いスーツを纏ってインカムを付けたスタッフがいないのが新鮮。


そんなスタッフ代わりをしていたのが新郎のマコトさんです。

朝一番から会場の設営、パーティー中ではマイクを握って進行を務め、ドリンクのサービスでも活躍。マコトさんの活躍は美しすぎる新婦ジュンコさんとともにこの結婚式のMVPです。


みんなでゆっくり食事をし、時にお庭で日向ぼっこ。写真だって、満足が行くまで撮りました。時計を一切見ることなく過ぎた一日でした。


だけれども、閉館の時間だってやはりあります。

そんな時、この手作りウェディングで最後に活躍するのは親戚の少し年配お母様方。

手際良く食器を下げ、洗い場で洗い食器棚へ直す。そう、ここでは使った食器は全て自分たちで洗って元どおりに戻すのがルールなんです。その作業を実に手際良くやってのけました。

男性陣はグダグダお酒を煽っているその側で片付けは実に手際良く進んでゆきます。
この少し年配お母様方はこの結婚式の隠れたMVP。実に鮮やかで見惚れてしまいました。


そんなこんなで、マコトさんとジュンコさんの手作り結婚式は大成功の中幕を閉じました。

背伸びしない2人らしい一日でした。

何よりここにいるみんなが協力して作った一日だったし、写真に写る表情も生き生きしていた気がします。


素敵な一日にご一緒せていただきありがとうございました。



この結婚式のスライドショーはこちらからご覧いただけます

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Posted by kawata at 10:14Comments(2)ウェディング撮影

2012年10月17日

まあくんとにのさんの記念撮影















会うとそれだけで元気になる、そんなエネルギーの源となるような人が僕の周りには何人もいます。

まあくんとにのさん夫妻もそんなひとたち。会う度に元気になることができるぼくにとっては太陽のような存在。


きょうはそんなまあくんにのさんの結婚一周年の記念撮影の日。

撮影場所の大津へ向かうぼくは電車の中からワクワクした気持を抑えられません。


会って最初になんて言おう、ふたりは変わっていないだろうな

なんて考えながら新快速の中でひとりニヤニヤしてしまいます。


駅で約半年ぶりにふたりと再開。ふたりは予定の10分も早く車で迎えに来てくれて、
もうそれだけでむっちゃ嬉しい気分です。


ぼくたちは大津館のイングリッシュガーデンへ向かいます。
そこでにのさんのおとうさん夫妻と合流。みんなでガーデンをのんびり散策タイム。

まあくんの写真苦手度は初めて会った時のまま。カメラを向けるとすぐににのさんの陰に隠れてしまうのです。

それでもしつこくカメらを向けていたら

『ぼくが写真撮って見てみますわ』

なんて言ってぼくからカメラを取り上げてしまいました。
ぼくはまあくんにカメラを向けられてちょっと困った顔をしてポーズを決めて、
そんなやりとりをにのさんは楽しそうに笑ってみている。

撮影の時間はそんな具合に進んで行きます。

にのさんのお父さんと奥さんののんちゃんは植物を心から愛していて、
元気に咲いている花をひとつひとつ指差しながら解説を聞かせてくださいます。


ガーデン抜けて大津館を探検し湖畔を散歩。

そんな時間はこの撮影が仕事であることを忘れるくらい心地良く
ぼくは四人のまわりで写真を撮ってともに歩きました。

琵琶湖を見渡せるマンションの一室がお父さんとのんちゃんの住まいで
窓を開け放ったダイニングでは生春巻きのランチタイムが待っていました。

おとうさんとのんちゃんは慣れたもので、するするっと彩りもきれいな生春巻きを作ります。
にのさんやぼくも見よう見まねでぎこちなくも、良い感じで巻くことに成功。


ただ、まあくんだけは独創的。

カイワレがそそり立った新種の植物のような巨大春巻を幾つも作り得意気に頬張っていました。


ぼくはそんなまあくんが大好きです。隣で笑っているにのさんも、お父さん夫妻も大好きです。
琵琶湖から吹くやわらかな風はそんなダイニングをゆっくり吹き抜けて行きます。

ぼくは思い出すことでしょう。
この日の優しい時間、そしてまあくんの独創的な春巻き。

こんど会う時はどんな撮影になるのだろう。
まあくんは果たしてきれいな春巻きを巻くことができるようになっているのだろうか!?

そう思うと次会う日が楽しみでなりません。

まあくん、にのさん、お父さん、のんちゃん、ありがとうございました。


ケープ・ライトの記念撮影の詳細はこちらからご覧いただけます

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Posted by kawata at 21:04Comments(0)記念撮影

2012年10月11日

京都での入籍撮影

























婚姻届を出すというたいせつな日に、トシユキさんとアキコさんが撮影に呼んでくださいました。

朝一番の新鮮な空気の中、ぼくはワクワクした気持ちでおふたりが住む京都へ向かいます。

まずは真新しい新居で撮影。家具はこの家の合わせたオーダーメイド。真っ白い壁と窓からの光に映えます。この日の為にトシユキさんは大きなお皿を作ってきました。
これからの家族へ向けてあたたかい言葉が綴られたたいせつなものです。
きっと記念日のたびにこのお皿が登場して、この家族を見守り続けるような、そんなお皿でした。

区役所へ車で向かう途中、アキコさんはお母さんに電話をかけました。

「お母さん、これから入籍してくる。姓が変わってしまうのよ。今まで長い間ありがとうね」
運転席で耳を澄ませていたトシユキさんの目は心なしか潤んでいるように見えました。

区役所での手続きはあっという間。しかし、ふたりの表情は夫婦そのものの穏やかさで、自然と手を繋いでいたのが印象的でした。

ぼくたちはこの後、トシユキさんの会社にも行きました。大きな仕事部屋や玄関、屋上でも記念撮影を
済ませ、宝ヶ池に立ち寄ります。自然がたくさんのこの場所はトシユキさんが学生時代毎日のように汗を流した場所。数々の思い出話を聞きながらぼくたちは湖畔を散歩しました。穏やかなこのふたりにみどりはとてもよく似合います。ここでぼくたちは沢山笑って、たくさんの写真を撮りました。

この一日の撮影のトリはトシユキさんの実家での撮影。
ぼくたちが到着すると、すでに両家のご家族が揃ってお待ちかね。

まずは挨拶。

「きょうからシラキアキコになりました。末永くよろしくお願いします」

「よく来てくれたね。これからもよろしくね。」

そんな言葉が交わされた後、みんなお座敷に並んで改めて記念撮影。
ひとつの夫婦が誕生した日の晴れやかな写真を撮ることができました。

ぼくまで晴れやかな気持ちになりました。
トシユキさん、アキコさん ありがとうございました。

華やかな衣装を着るわけではないし、豪華な食事を食べるわけでもありません。
でも入籍は、ひとつの家族が誕生するというたいせつな日。
その一生でたった一度のこの記念日をぼくは大切にしたいと考えています。

ケープ・ライトの入籍撮影に興味を持たれた方はお気軽にお問合せください。

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Posted by kawata at 17:26Comments(6)入籍撮影

2012年10月03日

子どもたちの七五三












いつもお客様の結婚式や家族の記念日の撮影をする立場のぼくだけど
この日は我が家の大切な記念日。
娘ふたりの七五三でした。

福岡から妻みわさんのご両親も駆けつけて、大人たちはこの日の為に準備を進めてきました。

子どもたちだって大人のウキウキした雰囲気を察したのか、着物を着せてもらってヘアセット
までしてもらった7歳のとおのはすっかりお姉さんのりりしい顔に。
3歳のみなともみんなから「かわいい!」と声を掛けられてずっとご機嫌な笑顔。

僕たちは連れだって越木岩神社へ向かいました。
お参り中には神主さんから金メダルまでもらってさらにハイテンション!

お参り後の撮影タイムは運動会じゃないのか?と思うくらいふたりは走り回り、
綺麗に着付けてもらった着物は見る影もなくなってしまいましたが
それでもとおのは「脱ぐのイヤだ、もっと着ていたいよ~」と言うくらい着物姿がお気に入りでした。

今回とおのの衣装は楽園ブログでもご一緒させていただいている近藤衣装店さんのお世話になりました。
とっても素敵な着物をありがとうございました。
近藤衣装店さんの楽園ブログはこちらからご覧いただけます

撮影は、わがケープ・ライトの伸び盛りのカメラマン、メーテルが担ってくれました。
「普段の撮影より緊張しました」と言っていたけれど、何度見ても見飽きない良い写真を残してくれました。
メーテルありがとう。

そんなこんな。多くの方にお世話になって、河田家の一大イベントは最高の一日になりました。



娘たちよ。これからもまっすぐ元気に育ってね。












  

Posted by kawata at 19:13Comments(3)家族のこと