2012年05月17日
母の日の冒険
5月の土日は結婚式の撮影が続いていてなかなか家のことに目を向けることができない。
それで13日も夕方になった頃ようやく家に戻ってみたら、この日母のだったことに初めて気付いた。
「ああ、妻に何もプレゼント用意していない・・」
焦ったぼくは何をプレゼントしようか頭を巡らせた。
「やはり甘い物好きの妻のことだ。シュークリームかケーキでも買いに行くか」
と思い立ち、長女のとおのを「自転車の練習に行こう!」と誘い出す。
(時間を見つけてはとおのと自転車に乗って交通ルールを教えるのがこのところの日課になっている)
とおのとぼくは連れだって自転車で出掛ける。
目指すはケーキ屋さん。だがこれは妻には内緒。
「シュークリームが良いかな?」
「いちごが載ってるのが好きなんじゃない!」
なんて話しながら自転車をこぐ。
そして到着したケーキ屋さん。
張り切ってドアを開けて中に入ると・・・
ケーキ全て売り切れ・・
そりゃそうだ。もう時間は7時前。しかも母の日なんだからみんなケーキを買いに来たのだろう。
「なかったね・・・」
とおのはションボリ。
ぼくは必死で考える。
「どこかまだケーキを置いてるお店ってどこだろう・・・」
ひとつ思いついたのは、最近苦楽園口駅の東側の住宅街にできた小さなお店。
あそこなら穴場っぽいしまだあるかも知れない。まだ店を閉めてなければ良いが・・
ぼくたちは再び自転車をごぐ。
長い上り坂。とおのはふらふら何度も足を着きそうになりながらも頑張ってペダルを踏んだ。
「暑いよ~」「足が痛いよ」なんて弱音もちらほら。
そして、ようやく到着したお店。(アトリエタケというお店でした)
とおのが自転車のスタンドを立てるのに時間がかかっているとお店のお姉さんが「大丈夫ですか?」って手伝いに来てくれた。
お姉さんと一緒に店内に
「ケーキまだあるあな?」
とドキドキしながらぼくたちはお店の中に。
そこには・・・「あった~!!」
数は少なくなっていたけれど、ショーウィンドーの中に美味しそうなケーキが。
「何にしよう。何にしよう。」
僕たちは迷いに迷い、結局母の日用の「イチゴのケーキ」、「チーズケーキ」、「レアチーズケーキ」の3つを買う事にした。
よし、これで安心。家に持って帰ったママらびっくりするよ!
きれいに箱に入れて貰った帰り道。
ぼくの自転車にかごはない。なので必然的にとおのの自転車のかごにケーキを入れることになった。
だが、とおのはかごに物を入れるのは初めて。しかも自転車でしょっちゅうこける。
このケーキたちは果たして無事に妻の元へ届けられるのか・・・
とおのは「ずっと自転車押して帰ろうよ」と弱気。
でもそんなことしていたら家に着くまで20分はかかる。
だから「大丈夫。ゆっくり乗って帰ろう!」そう言って励ます。
段差や坂道があるたびに何度も止まって、「これじゃ歩いて帰った方が早いやん」と思えるくらい
時間を掛けて家に着いた。
そして「ママ、母の日。いつもありがとう!!」
一緒にケーキを渡すことができた。
ケーキは少し崩れてはいたけれど全然大丈夫。
妻は大喜びで一番大きい「母の日用イチゴケーキ」をパクツと頬張った。
ぼくたちも頬張った。
「美味しいね!!」みんなが笑顔の、そんな母の日の夜だった。

ケープ・ライトのホームページはこちらから
それで13日も夕方になった頃ようやく家に戻ってみたら、この日母のだったことに初めて気付いた。
「ああ、妻に何もプレゼント用意していない・・」
焦ったぼくは何をプレゼントしようか頭を巡らせた。
「やはり甘い物好きの妻のことだ。シュークリームかケーキでも買いに行くか」
と思い立ち、長女のとおのを「自転車の練習に行こう!」と誘い出す。
(時間を見つけてはとおのと自転車に乗って交通ルールを教えるのがこのところの日課になっている)
とおのとぼくは連れだって自転車で出掛ける。
目指すはケーキ屋さん。だがこれは妻には内緒。
「シュークリームが良いかな?」
「いちごが載ってるのが好きなんじゃない!」
なんて話しながら自転車をこぐ。
そして到着したケーキ屋さん。
張り切ってドアを開けて中に入ると・・・
ケーキ全て売り切れ・・
そりゃそうだ。もう時間は7時前。しかも母の日なんだからみんなケーキを買いに来たのだろう。
「なかったね・・・」
とおのはションボリ。
ぼくは必死で考える。
「どこかまだケーキを置いてるお店ってどこだろう・・・」
ひとつ思いついたのは、最近苦楽園口駅の東側の住宅街にできた小さなお店。
あそこなら穴場っぽいしまだあるかも知れない。まだ店を閉めてなければ良いが・・
ぼくたちは再び自転車をごぐ。
長い上り坂。とおのはふらふら何度も足を着きそうになりながらも頑張ってペダルを踏んだ。
「暑いよ~」「足が痛いよ」なんて弱音もちらほら。
そして、ようやく到着したお店。(アトリエタケというお店でした)
とおのが自転車のスタンドを立てるのに時間がかかっているとお店のお姉さんが「大丈夫ですか?」って手伝いに来てくれた。
お姉さんと一緒に店内に
「ケーキまだあるあな?」
とドキドキしながらぼくたちはお店の中に。
そこには・・・「あった~!!」
数は少なくなっていたけれど、ショーウィンドーの中に美味しそうなケーキが。
「何にしよう。何にしよう。」
僕たちは迷いに迷い、結局母の日用の「イチゴのケーキ」、「チーズケーキ」、「レアチーズケーキ」の3つを買う事にした。
よし、これで安心。家に持って帰ったママらびっくりするよ!
きれいに箱に入れて貰った帰り道。
ぼくの自転車にかごはない。なので必然的にとおのの自転車のかごにケーキを入れることになった。
だが、とおのはかごに物を入れるのは初めて。しかも自転車でしょっちゅうこける。
このケーキたちは果たして無事に妻の元へ届けられるのか・・・
とおのは「ずっと自転車押して帰ろうよ」と弱気。
でもそんなことしていたら家に着くまで20分はかかる。
だから「大丈夫。ゆっくり乗って帰ろう!」そう言って励ます。
段差や坂道があるたびに何度も止まって、「これじゃ歩いて帰った方が早いやん」と思えるくらい
時間を掛けて家に着いた。
そして「ママ、母の日。いつもありがとう!!」
一緒にケーキを渡すことができた。
ケーキは少し崩れてはいたけれど全然大丈夫。
妻は大喜びで一番大きい「母の日用イチゴケーキ」をパクツと頬張った。
ぼくたちも頬張った。
「美味しいね!!」みんなが笑顔の、そんな母の日の夜だった。

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Posted by kawata at 19:22│Comments(0)
│家族のこと
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